オノマトペ、全部逆にしたら意味わからん文章になるんじゃないか説

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ダッダッダッダッダ、ズザザァー、どうもE村です(ヘッドスライディング)。

さて今回のブログなんですけども(パチパチパチパチ)(ウォーーー)

まさに今使ってきたようなものである、オノマトペについてであります。

オノマトペとは、日常に存在する音や声、物事の状態や心情などを音(おん)で象徴的に表した言葉のことで、「コケコッコー」のような擬声語や、「ざあざあ」などの擬音語、「つるつる」などの擬態語などを総称した言葉のことで、日常生活のありとあらゆる場面で耳にしたり、使用したりしていると思います。

ですが、我々はそんなオノマトペを耳にしても「あっ!この人今オノマトペ使った!」だとか「よっしゃ、次のセリフでオノマトペ使ってやんよ!」といったことを意識することはまずないと思います。

それは日常生活で頻繁に使用されるオノマトペがどれもきちん整合性がとれている、使用されて違和感がないからです。

「社長、急に雨がざあざあなんで、傘借ります!」

「ウケる~、このおじさん頭タマゴみたいでつるつる~」

こういったようにですね、設定は置いておきましても、オノマトペが適切に使用されていればその意味はしっかりと通っていることがわかります。

そこでわたしは考えました。

オノマトペ、全部意味を逆にしたらめちゃくちゃな文章ができあがるんじゃないか?

ということで、今回はいろいろな場面のオノマトペを全部逆にしてみたら、その雰囲気は一体どうなるのかを検証していきたいと思います。

オノマトペ① 食レポ

最近はテレビをつけると、事あるごとにタレントさんが食レポをしているのを見かけますよね。そんな場面をめちゃくちゃにしてやりましょう。

まずは通常の例

うわ~、おいしそうな唐揚げが運ばれてきました~!湯気がモクモクあがってて、おいしそうですね。じゃあ、さっそくいただきたいと思います。

パキッ(割り箸を割る) フー、フー(熱を冷ます)

パクッ、アチチチ、ちょっとまだ熱いですね!中までしっかり火が通ってることがわかります。

フー、フー、パクッ、モグモグ

ん~、ほんとに外はカリッ、中はフワッとしてて、噛んだら肉汁がジュワ~って出てきてホントにおいしいです!

店長、おかわり!

改変後

うわ~、おいしそうな唐揚げが運ばれてきました~!湯気がヒョロヒョロあがってて、おいしそうですね。じゃあ、さっそくいただきたいと思います。

バリバリバリ(割り箸を割る) ゴー!ゴー!(熱を冷ます)

キュッキュッ、キンキーン、ちょっとまだ熱いですね!中までしっかり火が通ってることがわかります。

ゴー!ゴー!キュッキュッ、クチャクチャ

ん~、ほんとに外はしなっ、中はべちゃっとしてて、噛んだら肉汁がチョロって出てきてホントにおいしいです!

店長、おかわり!

はい、営業妨害確定ですね業務用のドライヤーみたいなので冷まし始めた時点で店から追い出すべきでした。

途中、唐揚げ磨いてましたよね?しかもあれだけ好き放題やっておいて、店長におかわり頼んでましたからね。

ある意味、鋼メンタルですよ。ひどいタレントもいたものです。

オノマトペ② 野球の実況

シーズンが始まると野球中継はオノマトペの宝庫です。打つ音・捕る音・その動作などなど、選手の一挙手一投足にオノマトペが使われます。そんな野球実況はオノマトペのガトリング銃のようなものです。

さっそくめちゃめちゃにしていきましょう。

通常

さぁ、ツーアウト満塁、一打出れば逆転のチャンスで打席に立つのは四番 鈴木!

バットをぎゅっと握りしめ、ジロっとピッチャー佐々木を睨みつけます。

ピッチャー佐々木、ふーっと息を吐いて、投げた!

ビュン!(渾身のストレート)カキーン!

打った!これは大きい!

ウォー(観客)

入るか、入るか、入るか…..!? 入りましたー!ホームラン!!

ホームベースをドンっとしっかり踏んで、ワーっとチームメートたちが駆け寄ります!

タイガース、サヨナラ~!

改変後

さぁ、ツーアウト満塁、一打出れば逆転のチャンスで打席に立つのは四番 鈴木!

バットをふぁさっと握りしめ、チラチラっとピッチャー佐々木を睨みつけます。

ピッチャー佐々木、ゴー!と息を吐いて、投げた!

ひょいっ!(渾身のストレート)チョコン!

打った!これは大きい!

シーン(観客)

入るか、入るか、入るか…..!? 入りましたー!ホームラン!!

ホームベースをサッとしっかり踏んで、そろりそろりとチームメートたちが駆け寄ります!

タイガース、サヨナラ~!

競技性がすっかり消えてしまいました。

佐々木はちゃんと投げないくせに肺活量が業務用ドライヤーと一緒だし、鈴木はファミスタのピノ以来のバントホームラン打つし、もうめちゃくちゃです。

観客も金払ってあんなもの見せられたらそりゃシーンとしますわ。

チームメートも鈴木には近寄りがたそうでしたね。格がちがうから一歩引いてるのでしょう。

オノマトペ③ 千原ジュニア

千原ジュニアさんといえば、すべらない話の常連、ジャックナイフと呼ばれた若手時代そのままに話の切れ味は抜群です。

そんな彼の話し方の最大の特徴と言えばオノマトペです。息もつかせぬ速さで、聞くものを引きこむオノマトペを連発します。まさにオノマトペの自動小銃。口からサブマシンガンを出してるのと同じようなものです。

今日は僕がジュニアさんっぽい話し方で文章を作ってみました。さっそく見ていきましょう。

通常

この前なんですけどもぉ、4号線沿いをバァーいうて歩いてたんですよ。

そしたら、角からすごい荷物もったおばあちゃんがダァーって走ってきて、バァーンって俺とぶつかったんですよ。

俺もう急いで立ち上がって、おばあちゃんのとこバァーって駆け寄って、

「大丈夫ですかー!」って言うたんですよ。

そしたらおばあちゃん急にワンワン泣き出してもうて、俺どないしよ思て

「どこか痛めましたか?」って言うたら

おばあちゃん「人の顔じゃない!」って言うたんですよ。

俺えー!思て

ずっと泣かれたまま病院まで運びました。

改変後

この前なんですけどもぉ、4号線沿いをヨチヨチいうて歩いてたんですよ。

そしたら、角からすごい荷物もったおばあちゃんがソロソロって走ってきて、ぼよよーんって俺とぶつかったんですよ。

俺もう急いで立ち上がって、おばあちゃんのとこヨチヨチって駆け寄って、

「大丈夫ですかー!」って言うたんですよ。

そしたらおばあちゃん急にしとしと泣き出してもうて、俺どないしよ思て

「どこか痛めましたか?」って言うたら

おばあちゃん「人の顔じゃない!」って言うたんですよ。

俺ふーん!思て

ずっと泣かれたまま病院まで運びました。

ジャックナイフ切れ味わるっ!

そんでまだヨチヨチ歩きしてらっしゃる。

予想外のこと言われても全然動揺してないし、つまらない話でしたねぇ~!

まとめ

3つほど見てきましたけど、やっぱりオノマトペを逆にするだけで文章の印象は全然異なることがわかりましたね。

日頃私たちが多種多様なオノマトペをいかに正確に操っているかがよくわかったと思います。

ぜひ自分をほめてあげてください。

それでは今回はここまで、ばいばーい。ガラガラ(扉を閉める)

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